歯周病の発症メカニズム

歯周病は、細菌によって引き起こされる感染症です。歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに細菌の塊(プラーク)が溜まると、細菌が出す毒素で歯肉が刺激されて炎症を起こします。やがて、歯槽骨などの歯周組織が破壊され、歯がグラグラして噛めなくなり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の進行度
●健康な状態の歯肉歯周病の進行度
歯肉はピンク色をしていて、歯と歯肉の間に目立った隙間がなく、引き締まっています。歯周ポケットは2mm以下の状態です。

●軽度歯周病歯周病の進行度
歯周ポケットは3~4mmほどになり、ポケット内に歯垢や歯石が溜まっています。そのため歯肉が赤く腫れ、出血が見らることもあります。このころから歯を支える歯槽骨も吸収し始めます。

●中等度歯周病歯周病の進行度
炎症が進行して歯周ポケットが4~6mmほどの深さに達します。歯肉が赤く腫れ上がり、口臭や出血、不快感が目立ってきます。歯槽骨がかなり溶けてしまい、歯がグラグラし始める段階です。

●重度歯周病歯周病の進行度
歯周ポケットが6mm以上になると、歯肉は化膿して真っ赤、もしくは赤紫色になり、歯のグラつきが激しくなります。歯槽骨がほとんどなくなっている段階なので、歯を支えられなくなり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

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